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最終報告日 2017.03.11

2-3 医療費負担の軽減

2-3-9 感染症による医療費助成制度

[解説]

感染症法により区分けされた新感染症・一類・ニ類にあたる疾病の治療は、定められた感染症指定医療機関にて公費で受けることができます。新感染症を除き、まずは医療保険を適用し、その上で自己負担分について公費を組み合わせるという保険優先になっています。

 

[対象者]

感染症法にて定められた分類ごとに自己負担が異なります。

表2-3-9-① 感染症類型と自己負担

分類感染症名負担
新感染症患者 現在対象となる感染症はありません。 入院医療をすべて公費にて負担。(所得によっては自己負担あり)
第一類感染症患者 エボラ出血熱、クリミア・コンゴ出血熱、痘そう、南米出血熱、ペスト、マールブルグ病、ラッサ熱 入院医療を医療保険で適用した上で、自己負担部分を公費にて負担。(所得によっては自己負担あり)

※一類・二類に準じた指定感染症も同じ対応(1年限定)
第二類感染症患者 急性灰白髄炎、結核※1、ジフテリア、重症急性呼吸器症候群(病原体がコロナウイルス属SARSコロナウイルスに限る)、鳥インフルエンザ(H5N1・H7N9)、中東呼吸器症候群(病原体がコロナウイルス属MERSコロナウイルスに限る)
第三類以降の感染症患者 その他、感染症類型の対象疾患については、感染症類型の一覧表(鹿児島県ホームページ) を確認ください。 三類以降の感染症患者は、公費の負担はありません。

※1 結核医療の公費負担について

  • 一般の結核患者(通院)(感染症法第37条の2)・・・・・・医療保険の自己負担分の95%を公費負担
  • 感染防止のため勧告・措置入院の患者(感染症法第37条)・・医療保険で適用した上で、自己負担部分を全額を公費負担

 

[窓口と申請方法]

居住地を管轄する保健所に申請することで、はじめて公費が適用されます。(実施主体:県)

感染症類型・届出書類一覧(鹿児島県ホームページ)
感染症法に基づく医師の届出のお願い(厚生労働省ホームページ):書類一式ダウンロードができます。

 

[補足]

  • 結核一般医療(法第37条の2)の対象となる医療の区分

表2-3-9-② 結核一般医療の対象【例】 (対象医療〇、対象外医療×)

内容項目対象適否
診察 初診料 ×
再診料、外来診療料 ×
外来管理加算 ×
医学管理 特定疾患療養管理料 ×
小児科外来診療料 ×
外来栄養食事指導料 ×
薬剤情報提供料 ×
診察情報提供料 ×
傷病手当金意見書交付料 ×
療養費同意書交付料 ×
診断書料・協力料 ×
検査 結核菌検査
血沈検査 ×
副作用を確認するための検査
上記検査の判断料、採血料
上記以外の検査 ×
在宅 在宅時医学総合管理料 ×
内容項目対象適否
画像 X線検査
X線検査直接撮影にて造影剤を
使用する場合の注入料
CT
MRI ×
投薬 化学療法
処方料、特定疾患処方管理加算
調剤料
処方せん料、特定疾患処方管理加算
調剤技術基本料
注射 注射料
処置
手術
入院
特定注射薬剤治療指導管理料
外科的療法
骨関節結核の装具療法
上記療法に必要な処置その他の治療
上記療法に必要な入院
リハビリテーション ×
食事 入院時食事療養(生活療養) ×

 

[根拠法]

感染症法:正式名称は、「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」

 

[リンク・参照ホームページ]

厚生労働省ホームページ >> 感染症情報
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/index.html

鹿児島県ホームページ >> 感染症にかかる医療費の公費負担
http://www.pref.kagoshima.jp/ae06/kenko-fukushi/kenko-iryo/kansen/info/kansenkouhihutan.html

 

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