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最終報告日 2017.03.09

6-2 医療費負担の軽減

6-2-6 産科医療補償制度

[解説]

出産の現場では、予期せぬ出来事が起こってしまうことがあります。産科医療補償制度は、出産をしたときになんらかの理由で重度の障がいをおった児とその家族のことを考えた仕組みです。

産科医療補償制度では、

  • 通常の妊娠・分娩にもかかわらず、分娩に関連して重度脳性まひとなった児が速やかに補償を受けられます。
  • 重度脳性まひの発症原因が分析され、再発防止に役立てられることによって、産科医療の質の向上が図られ、安心して出産できる環境が整備されることを目指しています。

 

支給内容

表6-2-6-① 補償金額

補償内容支払い回数補償金額
準備一時金(看護・介護を行うための基盤整備のための資金) 1回 600万円
補償分割金(看護・介護費用として毎年定期的に支給) 20回 120万円 / 年

※日本医療機能評価機構HPより抜粋

[対象者]

分娩を取り扱う病院、診療所や助産所(分娩機関)が加入する制度です。

表6-2-6-② 補償対象の範囲

平成21年1月~平成26年12月31日に出生した場合平成27年1月1日以降に出生した場合
在胎週数33週以上かつ出生体重2,000g以上、または在胎週数28週以上で低酸素状況を示す所定の要件を満たして出生したこと 在胎週数32週以上かつ出生体重1,400g以上、または在胎週数28週以上で低酸素状況を示す所定の要件を満たして出生したこと
先天性や新生児期などの要因によらない脳性麻痺であること 先天性や新生児期などの要因によらない脳性麻痺であること
身体障害者手帳1・2級相当の脳性麻痺であること 身体障害者手帳1・2級相当の脳性麻痺であること

※日本医療機能評価機構HPを参照 

[利用者負担]

表6-2-6-③ 掛金1分娩(胎児)あたり

平成21年1月~平成26年12月31日に出生した場合平成27年1月1日以降に出生した場合
Webシステム利用する 30,000円 / 1分娩(胎児) Webシステム利用する 16,000円 / 1分娩(胎児)
Webシステム利用しない 30,500円 / 1分娩(胎児) Webシステム利用しない 16,500円 / 1分娩(胎児)

※日本医療機能評価機構HPを参照

また、この制度の開始に伴い、掛金相当分の妊産婦の分娩費負担上昇があることから、健康保険から給付される出産育児一時金(6-3-1)も、掛け金分引き上げられています。

 

[窓口と申請方法]

補償申請の流れ

6-2-6-2

図6-2-6-④ 補償申請の流れ  ※日本医療機能評価機構HPより抜粋

 

表6-2-6-⑤ 申請に必要なもの

補償申請者
①(補償認定依頼)
診断医により重度脳性麻痺と診断された場合
補償申請者は分娩機関に対して右記の必要なものを提出し、補償認定の申請を依頼します。

① 補償認定依頼書
② 個人情報の提供に関する同意書
③ 補償請求用 専用診断書 (補償認定請求用)
④ 分娩機関が交付した登録証の写し
⑤ 母子健康手帳の所定のページの写し
分娩機関
②(補償認定請求)
分娩機関は、補償申請者から上記の必要なものを受領した場合
書類に不備・不足がないことを確認の上、それらと合わせて、右記の補償認定請求書類を作成し、運営組織に対して提出します。

① 補償認定請求書兼出産証明書
② 診療録・助産録および検査データなどの写し
③ 補償対象基準に関する証明書
④ 診療体制などに関する情報
⑤ 医師賠償責任保険または助産所賠償責任

 

[補足]

  • 補償申請の期限は、子どもの満5歳の誕生日までです。

 

[リンク・参照ホームページ]

産科医療補償制度ホームページ
http://www.sanka-hp.jcqhc.or.jp/index.html

 

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