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最終報告日 2017.03.11

2-6 在宅医療

2-6-2 訪問看護(医療保険)

[解説]

継続して療養を受けることが必要な人に対して、居宅において看護師などが行う療養上の支援や必要な診療の補助をいいます。

 

訪問看護の限度   ※患者の状態や疾患などによっては、限度は変わります。

表2-6-2-① 医療保険の訪問看護の限度

1日の訪問回数週の訪問回数訪問時間一月の訪問看護ステーションとの契約
1回のみ 3回のみ 最大90分 1か所のみ契約

 

訪問看護について 在宅医療(訪問看護について) (厚生労働省資料)

 

[対象者]

利用者は年齢や疾患、状態によって医療保険または介護保険の適応となりますが、介護保険の給付は医療保険の給付より優先されます。
ただし、要介護者・要支援者については、以下の場合に限り、医療保険の給付により訪問看護が行われます。

  • 厚生労働大臣が定める者※3や疾病等の患者※1
  • 急性憎悪や退院着後など特別訪問看護指示書の交付を受けた人※2

これにより、訪問看護ステーションの1か所のみの契約や週3日以内の訪問回数制限がなくなり、複数の訪問看護ステーションを利用でき、1日複数回訪問看護を受けることができます。

医療保険 【原則週3回以内】介護保険 【限度基準額内無制限(ケアプラン内で定める)】
  小児など40歳未満の人および要介護者・要支援者以外 要支援者・要介護者  
厚生労働大臣が定める疾病等の患者※1(末期の悪性腫瘍、難病患者、人工呼吸器装着者など)
【回数制限なし】
    厚生労働大臣の定める疾病等以外の
難病患者で要支援・要介護者
【限度基準額内無制限】
   
特別訪問看護指示書の交付を受けた人※2 
  • 月1回 有効期間:14日間
  • 月2回 有効機関:28日間 (気管カニューレを使用している・真皮を越える褥瘡がある)
【回数制限なし】
     
  厚生労働大臣が定める者※3
【回数制限なし】
 

図2-6-2-② 訪問看護の医療保険・介護保険対象者 ※厚生労働省HP(資料)より参照

※1 厚生労働大臣が定める疾病等の患者:特掲診療別表7
末期の悪性腫瘍、多発性硬化症、重症筋無力症、スモン、筋萎縮性側索硬化症、脊髄小脳変性症、ハンチントン病、進行性筋ジストロフィー症、パーキンソン病関連疾患(進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症およびパーキンソン病(ホーエン・ヤールの重症度分類がステージ三以上であって生活機能障害度がⅡ度またはⅢ度のものに限る) )多系統萎縮症(線条体黒質変性症、 オリーブ橋小脳萎縮症およびシャイ・ドレーガー症候群)、プリオン病、亜急性硬化性全脳炎、ライソゾーム病、副腎白質ジストロフィー、脊髄性筋萎縮症、球脊髄性筋萎縮症、慢性炎症性脱髄性多発神経炎、後天性免疫不全症候群、 頸髄損傷、人工呼吸器を使用している状態

 

※2 特別訪問看護指示書
患者の主治医が、診療に基づき、 急性増悪・終末期・退院直後などにより一時的に頻回(週4回以上)の訪問看護を行う必要性を認め、訪問看護ステーションに対して交付する指示書。
この指示書が交付された場合は、14日に限り、医療保険の訪問看護を受けることができ、なおかつ介護保険の訪問看護も継続して利用可能です。(医療保険と介護保険の併用がこの場合に限り可能です)

 

※3 厚生労働大臣が定める者:特掲診療別表8

  • 在宅悪性腫瘍患者指導管理もしくは在宅気管切開患者指導管理を受けている、気管カニューレもしくは留置カテーテルを使用している
  • 在宅自己腹膜灌流指導管理、在宅血液透析指導管理、在宅酸素療法指導管理、在宅中心静脈栄養法指導管理、在宅成分栄養経管栄養法指導管理、在宅自己導尿指導管理、在宅人工呼吸指導管理、在宅持続陽圧呼吸療法指導管理、在宅自己疼痛管理指導管理、在宅肺高血圧症患者指導管理を受けている
  • 人工肛門または人工膀胱を設置している
  • 真皮を越える褥瘡
  • 在宅患者訪問点滴注射管理指導料を算定している

 

[利用者負担]

表2-6-2-③ 訪問看護の利用料金【例】(平成28年度)

診療内容基準額説明
基本療養費 5,550円 週3日目まで
6,550円 週4日目以降
緊急訪問看護加算 2,650円 計画にない緊急時に医師の指示で訪問を行った場合
24時間対応加算 5,400円 利用者や家族からの連絡に常時対応でき、緊急時訪問看護を必要に応じ行える体制

 

[補足]

  • 鹿児島県内の訪問看護ステーションで対応可能なケア内容は、当サイトとリンクしてあります訪問看護相談支援センターかごしまから確認できます。
  • 重度心身障害者等医療費助成の資格証をもっている人は、医療保険の訪問看護を利用した場合、自己負担分が助成されます。
  • 患者の試験外泊時における訪問看護を拡充するために、外泊時の訪問看護基本療養費があります。
  • 厚生労働大臣が定める長時間の訪問を要する人 (週1回 訪問時間90分以上が可能)
    • 人工呼吸器を使用している状態にある人
    • (人工呼吸器を装着していない)長時間の訪問を必要とする15歳未満の超重症児・準超重症児 ※週3回可能
    • 特別訪問看護指示書を受けている人
      急性増悪や終末期、気管カニューレ、真皮を超える褥瘡(じょくそう)
    • 特別な管理を必要とする患者(特掲診療科の施設基準別表第八に掲げる人:上記※3に記載)

 

[リンク・参照ホームページ]

関連ページ
3-1-2 在宅人工呼吸器使用患者支援事業
4-3-2 (介護予防)訪問看護

訪問看護相談支援センターかごしま
http://k-houkan.net/

 

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